← 一覧に戻る
外部脳みそメモリシステム — AI非依存の記憶基盤
2026年2月27日 22:30 更新 💭 構想段階
📌 一言でいうと
どのAIを使っても「自分の記憶」にアクセスできる外部脳みそ
🎯 なぜこれが必要なのか
ChatGPT、Claude Code、Geminiなど複数のAIサービスを使い分けているが、それぞれの記憶は完全に分断されている。ChatGPTで話した内容をClaudeは知らないし、Claudeで学んだことをGeminiには伝えられない。
つまり今のAI活用は「毎回初対面のアシスタントに一から説明し直す」状態。どのAIを使っても「自分のこと」を知っている状態にしたい。それが「外部脳みそ」の構想。
AIサービスは流行り廃りがある。特定のAIに記憶を預けると、そのサービスが終わったら記憶も消える。だからAIに依存しない形で記憶を管理する必要がある。
🏗️ 何をするか
2層構造の設計
人間の記憶が「短期記憶」(さっき聞いた電話番号)と「長期記憶」(自転車の乗り方)に分かれるように、メモリシステムも2層に分ける:
🧠 短期記憶
- ✓ 直近の会話コンテキスト
- ✓ 今やっているタスクの情報
- ✓ セッション内で消えてOK
🏛️ 長期記憶
- ✓ ユーザーの性格・好み
- ✓ 過去の判断とその理由
- ✓ 永続的に保存
5層メモリモデル
記憶をさらに細かく5段階に分類する構想:
L5: 価値観・アイデンティティ
▲
L4: スキル・知識体系
▲
L3: プロジェクト記憶
▲
L2: エピソード記憶(出来事)
▲
L1: ワーキングメモリ(作業中)
上に行くほど変わりにくく、下に行くほど頻繁に更新される。L5(価値観)はほぼ不変、L1(作業中の記憶)は毎セッション変わる。
候補技術
| 候補 |
特徴 |
懸念 |
| Mem0 |
AI向けメモリレイヤー。自動で記憶の追加・更新・削除 |
SaaS依存のリスク |
| Memobase |
ユーザープロファイル特化。性格・好みを構造化 |
新興で実績が少ない |
| RAG + Vector DB |
自前構築。完全にコントロール可能 |
構築・運用コストが高い |
📊 現状
❌ 課題
- AIごとに記憶が分断
- 過去の会話を探すのが手間
- AIを乗り換えると記憶消失
✅ 今の暫定運用
- Obsidianに手動で書き出し
- recall searchで過去セッション検索
- agent-memoryでClaude内の記憶保存
現状の「Obsidian書き出し + recall search + agent-memory」の3本柱で最低限は回っている。ただし手動作業が多く、AI横断の記憶共有はできていない。
💡 ポイント
ネーミング変更希望あり。「Memory System」は仮称。もっとしっくりくる名前を探している。
プラグイン化したい。 自分だけでなく、他のClaude Codeユーザーも使えるプラグインとして公開する構想がある。
YAGNI的に考えると、今の運用で足りている。 Obsidian書き出しとrecall searchで実用上は回っているので、「もっと良くしたい」欲求をKISS(シンプルさ優先)で抑えるのが正解かもしれない。本当に困ったときに作る。