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reinfolib-skill 再設計プラン
2026年3月1日 13:49 更新
一言でいうと
不動産相場スキルを「磨き上げ」て、もっとシンプルに使いやすくする
なぜこれが必要なのか
前回のセッションで plugin(スラッシュコマンドやUIを含む拡張パッケージ)から skill(SKILL.md(AIへの指示書)1枚で完結する形式)に移行した。構造はシンプルになったが、SKILL.md の中身とREADME のセットアップ手順にまだ改善の余地がある。
YAGNI(今必要なものだけ作る)とKISS(シンプルに保つ)の原則で、余計なものを削ぎ落とし、本当に必要な改善だけを行う。
何をしたのか
現状のプロジェクト構成
GitHub: ramenumaiwhy/reinfolib-skill
ローカル: reinfolib-plugin/(旧名のまま)
ファイル: SKILL.md + README.md の2ファイルのみ
何が変わるのか
フォルダ名
BEFORE
ローカルのフォルダ名が reinfolib-plugin のまま(GitHubは reinfolib-skill に改名済み)
AFTER
reinfolib-skill に統一。迷わない。
SKILL.md のトリガー(AIが反応するキーワード例)
BEFORE(5行)
「〇〇の相場教えて」「〇〇の土地いくらくらい?」「〇〇の坪単価」
「〇〇の地価」「〇〇の不動産価格」「〇〇のマンション相場」
「この物件高い?安い?」「売買価格は適正?」「価格の妥当性」
「〇〇の土地の値段」「一種単価」「不動産価格チェック」
「〇〇で家買いたいけど相場感知りたい」
AFTER(2行)
「〇〇の相場教えて」「〇〇の坪単価」等、住所+不動産価格に関する質問
「この物件高い?安い?」等、価格の妥当性チェック
Claudeは自然言語を理解できるので、「坪単価」と「土地の値段」を別々に列挙する必要がない。代表パターンだけ書けば、似た表現は自動的に拾ってくれる。
MCP(外部ツール連携)の呼び出し方
BEFORE
用途地域の取得 → 地価公示の取得、を順番に1つずつ実行(直列)
AFTER
2つの独立した取得を同時に実行(並列)と明示。体感速度が改善する。
README のセットアップ説明
BEFORE
プロジェクト単位の設定(.mcp.json)のみ記載。動作確認手順なし。
AFTER
グローバル設定(~/.claude/.mcp.json)パターンも追記。「赤坂1丁目の土地の相場教えて」で試す手順を追加。
ステップ / 詳細
1
ローカルディレクトリ名を修正
reinfolib-plugin → reinfolib-skill にリネーム。GitHubのリポジトリ名とローカルを一致させて、混乱をなくす。
2
空ディレクトリの削除
空の plans/ ディレクトリを削除。YAGNI — 使っていないものは持たない。
3
SKILL.md の改善(メイン作業)
3つの改善ポイント:
a) トリガー簡素化 — 5行 → 2行に。Claude は自然言語を理解できるので、代表パターンだけで十分。
b) 並列実行の指示 — 用途地域の取得と地価公示の取得は独立した処理なので、同時に呼び出すよう明示。これだけでレスポンスが速くなる。
c) rate limit対策の明確化 — 「3年分のデータを取る時に1秒待つ」を具体的に書く。
4
README.md の改善
3つの追加:
a) 前提条件セクション — Claude CodeとPythonが必要なことを明記。
b) グローバル設定 — .mcp.json(プロジェクト単位の設定ファイル)をプロジェクトルートだけでなく、~/.claude/.mcp.json(ユーザー全体の設定)にも置けることを説明。どのプロジェクトからでもスキルが使える。
c) 動作確認 — 「赤坂1丁目の土地の相場教えて」で試す手順を追加。
5
Zenn記事ドラフトを更新
SKILL.md の変更に合わせて、draft/article.md の該当箇所も更新する。
6
コミット → プッシュ → Surge更新
変更をGitHubに反映し、記事プレビューのSurgeも更新する。
最終的なファイル構成
reinfolib-skill/
├── SKILL.md ← スキル本体
├── README.md ← セットアップガイド
├── .gitignore ← draft/ を除外
└── draft/ ← 記事ドラフト(Git管理外)
これ以上ファイルは増やさない。YAGNI。
やらないと決めたこと
| 検討事項 | 判断 | 理由 |
| plugin.json | 不要 | スキル単体で十分。スラッシュコマンドは過剰 |
| scripts/ | 不要 | Pythonコードは SKILL.md にインラインで書けば十分 |
| references/ | 不要 | 276行に収まっているので分割の必要がない |
| tests/ | 不要 | Markdownだけのプロジェクトにテストは不要 |
| CI/CD | 不要 | チェックするコードがない |
ポイント
今回は「大改造」ではなく「磨き上げ」。プロジェクトはすでにかなりミニマルなので、やるべきは無駄を削って精度を上げること。
最大のパフォーマンス改善は「並列実行の明示」。MCP(外部ツールとAIを繋ぐ仕組み)の2つの呼び出しを同時に行うよう指示するだけで、体感速度が改善する。
詳細な実行プランは plans/redesign.md に保存済み。次のセッションでコンテキストをクリアしても、このファイルを読めばそのまま実行できる。