← 一覧に戻る

Remote Control 使い方ガイド — moshi+tmux から乗り換える

2026年3月6日 19:24 更新

一言でいうと

スマホからClaude Codeを直接操作できる公式機能。tmux経由の音声入力より快適。

なぜこれが必要なのか

いま moshi(音声AI)+ tmux でスマホからコーディングしてるけど、音声→テキスト変換のミスや、tmux の小さい画面でコードを読む辛さがある。Remote Control は Claude Code の公式機能で、スマホのブラウザやアプリから直接 Claude Code のセッションを操作できる。ファイルの変更承認もタップ一つ。

今のやり方との比較

今(moshi + tmux)

  • 音声認識の誤変換がある
  • tmuxの画面が狭くて見づらい
  • moshiの応答待ちがある
  • 複数セッション切替が面倒
  • コードの承認操作が手間

後(Remote Control)

  • テキスト入力で正確に指示
  • スマホに最適化されたUI
  • 即座に反映される
  • セッション一覧で簡単切替
  • タップ1つで承認/拒否

セットアップ手順

1 前提条件の確認
  • Claude Code バージョン 2.1.52 以上が必要(claude --version で確認)
  • Pro または Max プランに加入していること(API キーでは使えない。claude.ai のアカウント認証が必要)
  • settings.json(Claude Code の設定ファイル)から DISABLE_TELEMETRY を削除済みであること(これは対応済み)
2 Remote Control を有効にする(3つの方法)

方法A: 新しいセッションで始める

ターミナルで claude remote-control(または claude rc)を実行。新しいセッションが Remote Control 付きで始まる。--sandbox などのフラグも使える。

方法B: 作業中のセッションを共有する

Claude Code で作業中に /rc/remote-control の短縮形)と入力。今の会話の流れをそのまま保ったままスマホからアクセスできるようになる。tmux で複数セッション動かしてる場合はこっちが便利。

方法C: 常時有効にする(おすすめ)

Claude Code 内で /config → 「Enable Remote Control for all sessions」を ON にする。これで全セッションが自動的に Remote Control 対応になる。毎回 /rc を打つ必要がなくなる。

3 スマホから接続する
Remote Control を有効にすると、ターミナルにQR コードとURLが表示される。3つの接続方法がある:
  • QR コードをスキャン → Claude モバイルアプリで開く(一番早い)
  • URL をブラウザで開く → claude.ai/code のセッション画面が開く
  • Claude アプリ / claude.ai/code のセッション一覧から選ぶ

Claude アプリをまだ入れてない場合は、Claude Code 内で /mobile と打つとダウンロード用 QR が出る。

4 セッションに名前をつける(重要)
/rc の前に /rename でセッションに名前をつけておく。やらないと「Remote Control session」という名前になって、複数セッションを開いてるとき区別がつかなくなる。今みたいに tmux で 12ウィンドウ動かしてる状態だと必須。

実際の使い方イメージ

シナリオ: 外出先からコーディング指示を出す

  1. 家の Mac の tmux で Claude Code セッションが動いている
  2. 出先でスマホから claude.ai/code を開く(または Claude アプリ)
  3. セッション一覧から作業中のセッションを選ぶ
  4. スマホから「このバグ直して」と指示を送る
  5. Claude がファイルを変更 → スマホでタップして承認
  6. 帰宅後、Mac のターミナルでそのまま続きを確認

claude rc/rc の違い

claude rc /rc
実行場所 ターミナル(シェル) Claude Code セッション内
会話履歴 新規セッション 今の会話を引き継ぐ
フラグ --sandbox 等使える 使えない
使い分け 新しいタスクを始めるとき 作業中のものをスマホに持ち出すとき

ポイント

仕組み: ファイルはMacから一切外に出ない。Claude Code がAnthropicのサーバーに暗号化された接続を張り、スマホも同じサーバーに繋がる。やり取りされるのは「会話テキスト」だけで、ソースコードは Mac の中で完結する。

制限: 1セッションに接続できるのは1台だけ。ターミナル(tmux)を閉じるとセッションが切れる。ネットワークが10分以上切れるとタイムアウトする。Mac がスリープしても自動復帰するが、シャットダウンすると終了。

moshi との併用: 両方使うこともできる。手が空いてるときは Remote Control でテキスト指示、手が塞がってるときは moshi で音声指示、という使い分けも良い。

tmux は引き続き必要: Remote Control はあくまで「セッションをスマホに映す」機能。tmux でプロセスを生かしておく役割は変わらない。むしろ tmux + Remote Control の組み合わせが最強。

📝 質問モード — テキストを選択してね
✓ 質問を送信しました