商工中金不動産課で実務に触れている今、転職面接では「メザニン(シニア融資とエクイティの中間層、担保順位が劣後する資本性資金)を本当に理解しているか」を問われることが多い。基礎(「銀行融資と出資の間にある劣後債」くらい)は既に押さえているけれど、実際に面接で語るには「発行体はなぜ使うのか」「投資家はどう条件を決めるのか」を自分の言葉に翻訳できる骨格が必要。
そこで、面接前に何度も見返せる動画として、ずんだもんと四国めたんの対話形式で12分にまとめた。動画という形式にした理由は「朝の通勤時間に耳から繰り返しインプットできる」から。テキスト資料だと読み飛ばしが発生するけど、動画なら受動的に頭に入る。
要件を8項目でgrillme深掘りしたあと、9章140セリフの台本を書き起こし、Remotion(動画生成ライブラリ)とVOICEVOX(無料の読み上げエンジン)で対話動画を自動生成した。
架空事例として「都心中規模オフィスビル100億円」を軸に据えて、以下の資本構成で数字を全部固定している。
| 層 | 金額 | LTV帯 | 金利 |
|---|---|---|---|
| シニア(銀行融資) | 80億 | 0-80% | 1.5% |
| メザニン | 5億 | 80-85% | 8.5% |
| エクイティ | 15億 | 85-100% | 15%+狙い |
| 工程 | 使ったもの | 内容 |
|---|---|---|
| 要件整理 | grillmeスキル | 想定視聴者・尺・切り口・キャラ構成を4ラウンドで深掘り合意 |
| 脚本 | TypeScript | 140セリフをファイルに記述(script.ts) |
| 音声生成 | VOICEVOX | ずんだもん(話者3)・四国めたん(話者2)で合計15分の音声を生成 |
| 動画レンダリング | Remotion | 1920×1080・30fpsで30108フレーム(実効12.6分)をレンダリング |
| ビジュアル戦略 | 全テキスト | 金融解説は数字・キーワード・構造式のテキスト表示が主役。画像素材は敢えて使わない設計 |
キャラ構成の代替:当初は「ずんだもん+春日部つむぎ」で組みたかったが、現行テンプレートは「ずんだもん+四国めたん」のみ対応。そこでめたんを「賢い質問者・面接官ロール」として使った。口調が落ち着いた大人キャラなので、面接官的な深掘り質問を投げる役回りに向いている。
尺12分の意味:8分超えるとYouTubeの「ミッドロール広告」が挟める長尺扱いになるため、収益動画も見据えた尺。面接対策としても、通勤片道で1回聴き切れる。
ビジュアルは敢えてテキストのみ:画像素材を用意するコストをゼロにする代わりに、数字の強調(LTV 80%→85%、NOI 4.5億 ÷ 1.625億 = 2.77x)を文字で見せる戦略。金融解説はむしろ画像より数字のほうが伝わる。
自分用動画なのでCTA(チャンネル登録呼びかけ)なし:普通の動画制作ツールは「高評価・チャンネル登録よろしく!」を末尾に入れる想定だけど、自分の復習動画なので削った。代わりに「面接で自分の言葉に翻訳するのは、見てくれたあなた次第」で締める。
出力ファイル:~/ghq/github.com/ramenumaiwhy/remotion-voicevox-template/out/video.mp4(レンダリング完了後)。