2025年11月に肌診断機(NeoVoir II、肌の水分量・皮脂量・色素を測る機械)を受けたデータが Obsidian の中に眠ったままになっていた。診断結果は「水分量31(やや不足)・皮脂多め・未来シワ/色素沈着リスクあり」。一言でいうと 油は出るのに中は乾いている、やや敏感寄りのオイリー肌 。
このデータを使わずに化粧品を選び続けると、たとえば刺激の強いレチノール(ビタミンA誘導体、シワに効く代わりに皮むけや赤みを起こしやすい)を毎日塗ったり、トラネキサム酸(くすみに効く有効成分)配合の化粧水とレチノールを同じ夜に重ねて炎症を起こしたりする。「肌をもっと綺麗にする」目的のはずが、逆方向に振れる。
このページは、過去の診断結果と現在使っている5品をひも付け直し、 続けるべきもの・足すべきもの・タイミングを直すもの を整理するためのもの。
| 項目 | 状態 |
|---|---|
| 皮脂量 | オイリー側に明確(Tゾーン中心に皮脂多め) |
| 水分量 | 平均31 → やや不足。インナードライ(表面はテカるのに内部は乾燥) |
| 敏感度 | やや敏感寄り。赤みあり |
| 未来リスク | シワ・色素沈着・毛穴開き |
欲しい成分は セラミド(バリア補修)・ヒアルロン酸(保水)・ナイアシンアミド(皮脂とくすみの両取り)・ビタミンC誘導体(色素沈着予防)・トラネキサム酸(薬用美白)・レチノール(夜のみ低頻度) 。逆に避けたいのは 高濃度エタノール(成分表示の上のほうに「エタノール」が来る化粧水)・濃い香料・ワセリンが主体の重いクリーム 。
洗顔後すぐに使う「導入美容液」。リポソーム(成分を多重カプセルに包んで奥まで運ぶ技術)が売り。中身はセラミドNG・加水分解ヒアルロン酸・エクトイン(極限環境の生物が持つ保護成分)・PCA-Na(天然保湿因子)など、インナードライへの直球。
2025年11月の相談でも「軸として継続でOK」判定。 このまま朝晩継続 。
医薬部外品(薬用化粧品)の化粧水。有効成分は m-トラネキサム酸(メラニン抑制+肌荒れ防止)と グリチルリチン酸ジカリウム(甘草由来の抗炎症成分)。「ブラウン(色素沈着予備軍)」課題に直接効く。
注意点はひとつだけ。 Anuaレチノールを使う夜はIPSAをスキップ する。トラネキサム酸×レチノールの同日重ね塗りは、効果の重複というより刺激の重複になりやすい。
乳液代わりに使っている保湿ジェル。アラントイン(肌荒れ防止の有効成分)+キュレル独自のセラミド機能成分+ユーカリエキス(皮脂コントロール)。「インナードライ+オイリー」のど真ん中に当てた処方。
2025年後半に重すぎたケアセラ乳液から乗り換えた経緯あり。現用5品の中で 最もミスマッチが少ない 。
夜の集中ケア。中身は ナイアシンアミド5%(ビタミンB3、皮脂抑制と美白)+ 純レチノール実質0.11%+ セラミド6種+ ツボクサ系の鎮静成分。ナイアシンアミドがレチノールの刺激を緩和する設計で、初心者向けレチノールの中ではかなり優秀。
ただし現用5品の中で 刺激リスクが最も高い 。今の「時々」運用は曖昧で、効果も読みにくい。 週2〜3回(曜日固定) に切り替えると、肌の様子を観察しながら徐々に増やせる。
SPF50+/PA++++の日焼け止め。酸化チタン+酸化亜鉛のミネラル系(無機散乱剤、肌の上で太陽光を反射する方式)。アルコールフリーで敏感寄り肌にも合う。
レチノール使用中は紫外線で炎症が起きやすくなるので、 日焼け止めは死守ライン 。曇りの日も家にいる日もとりあえず塗る。
現用5品にビタミンC誘導体を含む製品がない。診断で出た「ブラウン(色素沈着予備軍)」「くすみ・毛穴」に最もコスパ良く効く成分。
候補は メラノCC 薬用しみ集中対策美容液プレミアム (月1,500円前後・ビタミンC誘導体+E・オイリー肌対応)。朝のステップに追加し、リポソームの後・キュレルの前に挟む。
同じ夜にトラネキサム酸(IPSA)とレチノール(Anua)を重ねると刺激が増える。レチノール日は 洗顔→リポソーム→Anua→キュレル の4ステップに簡略化。これだけで赤みや皮むけの確率が下がる。
「時々」を 「火・木」または「月・水・金」 のような曜日ルールに固定する。0.3%レチノールの臨床研究(Karger 2023など)で、週2〜3回スタートは副反応の許容範囲が広いと報告されている。1ヶ月続けて問題なければ4回目を試す。
インナードライの最大の敵は「朝の洗顔料」。水分量31の肌から、朝にさらに皮脂を落とすと夕方までに乾燥が悪化する。 朝は水かぬるま湯のみ 、夜だけ洗顔料を使う。米欧の皮膚科でもよく勧められるアプローチ。
バクチオール(オランダビユの種子由来の植物成分)はレチノール代替として近年注目されている。光感受性(紫外線で刺激が増す性質)がないので朝も使える、というのが報告されている長所。今すぐではないが、夏に Anua がきつく感じたら選択肢として覚えておく。
| 成分 | 効能 | 現用品の補完状況 |
|---|---|---|
| ナイアシンアミド | 皮脂抑制・美白・毛穴 | Anuaに5%配合済(夜のみ) |
| ペプチド | コラーゲン産生促進・シワ改善シグナル | Anuaに複数配合済 |
| ビタミンC誘導体 | 色素沈着予防・抗酸化 | なし → 改善案①で追加 |
| バクチオール | レチノール代替(光感受性なし) | なし → 改善案⑤で将来検討 |
| グロースファクター(成長因子) | 細胞修復・コラーゲン産生 | なし → 高価格帯。優先度低 |
このwiki作成で見送った判断もメモしておく。 レチノール毎日化は今は提案しない 。0.3%でも毎日に上げる前に週3回での1〜2ヶ月の様子見が前提。 高価格帯のグロースファクター製品も今回は見送り 。先にビタミンCで色素沈着を抑える方が費用対効果が高い。
現用5品の構成は2025年11月の相談からほぼブレずに洗練されてきていて、ここから「全とっかえ」するような大変更は不要。 足すのはビタミンC1本だけ。あとはタイミングと頻度の調整 、というのが今回の結論。
化粧品の効果は個人差が大きく、ここで参照した皮膚科文献も「報告されている」「可能性が示唆されている」レベル。新しい製品を入れるときは、まず1週間パッチテスト(腕の内側で様子を見る)→ 顔の片側だけで1週間 → 問題なければ全体へ、の順で進めるのが安全。
Second-Brain/_generated/wiki/topics/美容.mdSecond-Brain/2025-11-27_クリーム選びアドバイス.md