MoneyForward ME はデータの API(プログラムから操作するための窓口)提供が限定的で、Claude Code と連携した自動分析ができない。Zaim は公式 API が開放されているため、pyzaim(Zaim API の Python 向けライブラリ)を使えば「先月どのカテゴリに一番使ったか」「交通費を自動計上する」といったことをプログラムで実現できる。
このまま放置すると、家計簿は「見るだけ」ツールのままで、支出データを活用した判断改善につながらない。移行を今やる理由は、ソニー銀行・楽天銀行・Amazon・楽天の4サービスが Zaim で自動連携できると確認できたから。
サービス別に取り込み経路が分かれる。
設定は一回だけ。以降は何もしなくてOK(月1回アプリを開けば90日停止を防げる)。
2025年2月から公式でCSVダウンロードが可能になった。毎月1日に実施。
CSV出力できるかどうかで対応が分岐する(後述)。
スキル完成後に月1回実行するフロー。本ジョブでは設計のみ。
ソニー銀行・楽天銀行・Amazon・楽天カードの自動連携を設定する。
初期は無料版で運用する。以下の状況になったときだけプレミアムへの移行を検討。
| 機能 | 無料 | プレミアム(月440円) |
|---|---|---|
| 残高推移の閲覧期間 | 1ヶ月分 | 全期間 |
| データダウンロード期間 | 2年前まで | 10年前まで |
| 自動連携(長期未ログイン時) | 90日でデータ取得停止 | 継続取得 |
| カテゴリカスタマイズ | 不可 | 可 |
Zaim の自動連携対象外。健人が商工中金ダイレクトにログインして「CSV出力できるか」を確認してから、以下の2分岐のどちらかを実施する。
月末に商工中金ダイレクトにログイン → 取引明細 → CSVダウンロード → Zaim の「ファイル入力」からインポート。これで完結する。
商工中金の CSV と Zaim が要求するフォーマットが違う場合は整形スクリプト(変換プログラム)が必要になるが、それは次のジョブで対応する。
月末に商工中金ダイレクトの明細画面をスクリーンショット → Telegram で秘書に「商工中金明細」とコメントつきで送信 → 秘書が OCR(画像のテキストを自動で読み取る技術)で CSV 化 → Zaim にインポート。
2025年2月から公式アプリで CSV ダウンロードができる。
Claude Code から Zaim の支出データを読み書きするための環境を準備する。
kento-home-analysis)と説明を入力http://localhost:8080 を入力ターミナル(端末)とは Mac に最初から入っているアプリで、コマンドを打ち込む黒い画面のこと。Spotlight(⌘+Space)で「ターミナル」と検索して開く。
pip3 install pyzaim
保存先: ~/zaim-scripts/monthly_summary.py に作成済み。実行方法:
export ZAIM_CONSUMER_ID="ここに Consumer ID を貼り付け"
export ZAIM_CONSUMER_SECRET="ここに Consumer Secret を貼り付け"
python3 ~/zaim-scripts/monthly_summary.py
初回はブラウザが自動で開いて Zaim のログイン画面が表示される。ログインして「許可する」を押すと認証完了。次回以降は環境変数をセットしてスクリプトを実行するだけ。
出力イメージ:
集計期間: 2026年05月01日 〜 2026年05月02日
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カテゴリ 金額 件数
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食費 ¥ 32,400 14件
交通費 ¥ 12,800 8件
日用品 ¥ 8,200 4件
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合計 ¥ 53,400
毎月やることと、初回だけやることを整理した。
商工中金のCSVフォーマットをZaimの入力フォーマットに変換するPythonスクリプト。分岐Aが確定してから起票。
分岐Bの場合、秘書が画像を受け取ってOCRでCSVを返す処理を自動化する。秘書セッションのRead OCRで実現できる可能性あり。
Suica交通費の自動計上、定額支出(家賃・サブスク)のテンプレ入力など。j-20260503-001 の Suica スキル完成後に着手。
MoneyForwardに蓄積されている過去データを部分移行するか諦めるか、健人の判断待ち。移行する場合は MF の CSV エクスポートから Zaim フォーマットへの変換が必要。
pyzaim で支出集計 → Claude Code が分析コメントを追加 → Telegram に送信。生活ダッシュボードPJとの統合。
Zaim 連携設定はすべて公式アプリ内で完結する。パスワードは Zaim のサーバーに保管され、銀行に直接アクセスする仕組み(スクレイピング)ではない。セキュリティ面では MoneyForward と同等の安全性。
pyzaim(GitHub: liebe-magi/pyzaim)はスター17・2025年3月更新のスモールライブラリ。Zaim API 向けとしては最もメンテされている選択肢だが、何か問題が起きたら公式 API ドキュメント(https://dev.zaim.net/)を見て直接 HTTP リクエストを書く方法もある。
Consumer ID / Secret は絶対に人に見せない。Gitリポジトリにも含めない。ターミナルの環境変数(一時的に端末内だけに保存する仕組み)として使うのが安全。
商工中金CSV可否の確認は健人だけが実機を持っているため確認待ち。確認できたら秘書に「CSV出力できた」または「できなかった」と送ると次のジョブが自動的に起票される。