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MCoスキルチェックは「5社比較のDebt投資判断」で勝つ

2026年5月19日 07:07 更新

一言でいうと

MCoのスキルチェックは、モデリング試験というより「紙の財務情報から、メザニンレンダーとして投資できる会社を選び、理由を説明する試験」。計算は入口で、勝負は下方耐性・返済原資・ストラクチャー・回収シナリオを筋よく話せるか。

確定情報

MCoのみコトラ/Gmail確認

形式:対面、MCoオフィス。長田さんから「2.5時間ほど」と連絡あり。候補は6/2火 or 6/3水の18:00/18:30。

過去例:45分ひとりでケース対応。その後1時間強、長田さん・福井さんと回答・思考プロセスをディスカッション。

過去受験者FB

出題:5社分の財務基本情報、前提条件、課題6問が紙で渡される。電卓あり。完全解答より、ディスカッションに耐える自分の考えを作る形式。

評価されそうな点:定性だけでなく定量回答が必要。LBO的な知識、財務基礎、思考プロセスを見られる。

混同注意。 トパーズは4/14コトラ連絡では「スキルチェックなし」。ファイブスターは「ファイナンススキルチェック」ありだが別会社の選考。今回のViewはMCoのメールとMCo公開情報だけを主軸にしている。

何を聞かれそうか

課題タイプ見られる力当日の答え方
5社から投資候補を選ぶ 事業安定性、CF創出力、レバレッジ耐性、スポンサー/株主の支援余地を比べる力 「A社は成長率よりもCF安定性と返済余力が強い。メザニンなので上振れより下振れ耐性を重く見た」と言えるようにする。
どの資金使途にメザニンを出すか バイアウトメザニンとコーポレートメザニンの違い バイアウトならSPC調達、投資実行後の合併/のれん/返済原資までつなげる。コーポレートなら事業会社本体の資本増強・成長資金として見る。
いくらまで出せるか Debt capacity、DSCR、Net Debt/EBITDA、EBITDA-Capex-税金-運転資本の感覚 厳密なモデルより、保守ケースで返済可能かを先に見る。シニア満額後の「劣後余裕度」を説明する。
どんな条件にするか 商品設計、キャッシュ利息/PIK/アップフロント/キッカー、コベナンツ 企業CFを壊さないためPIKを混ぜる。ただしMCo側は投資期間中のキャッシュ回収も重視、というバランスで話す。
リスクは何か 下方耐性、Exit、スポンサー計画への懐疑、モニタリング論点 売上成長の楽観、マージン悪化、運転資本流出、金利上昇、リファイナンス不能、スポンサーExit遅延を並べる。
回収はどうするか 約定返済、リファイナンス、トレードセールの理解 多くは満期まで待つより、シニアによるリファイナンスやスポンサーExit時の回収を想定する、と説明する。

当日の解き方

1. まず会社を並べる

売上成長、EBITDAマージン、FCF、既存有利子負債、Capex、運転資本の癖を見る。派手な成長より、返済できるCFを優先。

2. 劣後余裕度を見る

シニアローン返済後にメザニンへ回る余力があるか。DSCR、Net Debt/EBITDA、固定費/変動費、景気感応度を雑にでも押さえる。

3. 条件を置く

劣後ローンか優先株式か。キャッシュ/PIK比率、アップフロント、早期償還、財務コベナンツ、情報開示を置く。

当日の最初の型はこれでOK:
「私はメザニンなので、成長性の高さよりも、返済原資の安定性と下方耐性を重く見ます。まず5社をCF安定性、既存レバレッジ、資金使途、Exit/リファイナンス余地で並べ、投資候補をA社、次点をB社と考えました。」

直前対策

優先やること到達ライン
最優先 メザニンの基本を口で説明する シニア、メザニン、エクイティの回収順位とリターン差を30秒で説明できる。
最優先 バイアウトメザニンの流れを紙に描く PEファンド→SPC→対象会社株式取得→合併→のれん→返済原資、まで線で説明できる。
最優先 5社比較の練習を3回やる 10分で表を作り、20分で投資候補/見送り理由/条件/リスクを話せる。
LBO用語を最低限そろえる EV、Equity Value、EBITDA、Net Debt、IRR、MoM、DSCR、PIK、Exitを詰まらず説明。
MCoの会社理解を更新 独立系、2005年源流、2021年MBOで完全独立、コーポレート/バイアウト両方、元本維持重視を話せる。
一般面接の棚卸し 自己紹介、転職理由、MCo志望理由、弱み、他社状況をスキルチェック前後に聞かれても崩れない。

最低限の計算メモ

FCFのざっくり

EBITDA - Capex - 税金 - 運転資本増加 - 現金利息

メザニンは返済順位が後ろなので、EBITDAだけでなく、現金が残るかを見る。

返済余力のざっくり

DSCR = 返済原資 / 元利返済額

Net Debt / EBITDA が高すぎる会社は、追加メザニンの余地が薄い。

リターンのざっくり

アップフロント、キャッシュ利息/配当、PIK、エクイティキッカー。MCo公開情報では、企業CFに合わせてキャッシュとPIKを組み合わせる説明がある。

回収のざっくり

約定返済、リファイナンス、トレードセール。実務上は高コストなメザニンを早く返したい力が働くので、リファイナンス/Exit回収の説明が大事。

MCoっぽい見せ方

刺す軸:銀行での「返済原資を見立てて、審査・顧客・本部を通しきる力」を、MCoでは「劣後リスク、条件設計、Exit/リファイナンスまで見る力」に拡張したい。

避ける軸:「投資がやりたい」「成長企業を支援したい」だけだと軽い。MCoは元本維持を最優先に考えるDebt投資家なので、上振れより下振れ耐性を語る。

言い方テンプレ

最初の方針説明

「今回は、完全な答えを出すより、メザニンレンダーとして何を重く見るかを明確にしました。私はまず返済原資の安定性、既存レバレッジ、資金使途、回収シナリオの4点で5社を比較しました。」

わからない時

「この点は実務経験がなく、厳密な水準感は不足しています。ただ、判断の順番としては、まずシニア返済後のFCF余力を見て、次にPIKをどこまで許容するか、最後にリファイナンス/Exitで回収できるかを確認したいです。」

見送り理由

「成長率は魅力的ですが、運転資本の増加とCapexで現金が残りにくく、メザニンに回る返済原資が薄いと見ました。投資するならキャッシュ利息を抑えてPIK寄りにする必要がありますが、その分回収時リスクが大きくなるので、今回は優先度を下げました。」

銀行経験との接続

「銀行ではシニアの立場で返済原資と保全を見てきました。メザニンでは回収順位が後ろになる分、同じ返済原資でも、事業の下方耐性やスポンサーのExit/リファイナンスの現実性をより深く見る必要があると理解しています。」

最終チェックリスト

ソース

Gmail / コトラ馬場さん:2026-05-18「次回スキルチェック」「2.5時間」「対面」「6/2・6/3候補」。2026-04-13「MCo様の面接対策です」内の過去受験者FB(45分ケース、5社財務基本情報、課題6問、電卓、1時間強ディスカッション)。2026-04-14「MCoさんの件」(ファイナンス理解、PEファンド/SPC/合併/のれんへの言及)。

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