プライム上場企業 営業戦略

商工中金 不動産課 RM 8年目 | grillmeセッション 2026-04-14

戦略の全体像

情報で入る → 関係で残る → 融資に繋げる
中小企業ネットワークの用地情報がフック / リレーションシップで差別化 / コーポレートローン全般
項目合意内容
ゴール新規開拓(融資取引の獲得)
現状70社リスト済(一部既存取引あり)
メイン商品コーポレートローン全般
勝ち筋リレーションシップ
フック中小企業ネットワークの用地・物件情報

3つのターゲットセグメント

① プライム上場不動産

38社 有報4指標で分析

有報(有価証券報告書)の定量指標でスコアリング。不動産課の本業ターゲット。

② プライム親会社の子会社

32社 親会社セグメント分析

子会社単体の有報がないため、親会社の連結有報セグメント情報+子会社HP/IRで補完。

③ 品川区・港区 全業種プライム上場

リスト未作成 支店全体への貢献

不動産課の本業ではなく、支店エリアとしての全業種営業リスト作成・分析サポート。

有報分析の指標設計(①38社向け)

4指標 × 25点 = 100点満点。まず均等配点で開始し、結果を見て調整する。

借入金明細
25点

取引行別の借入残高 → メガ集中度を算出

レバレッジ
25点

有利子負債/総資産比率 → 借入の積極性を測定

財務活動CF
25点

借入の増減傾向 → 資金ニーズの方向性

金利水準
25点

平均借入金利 → 商工中金の金利競争力を判定

分析 → 営業の流れ

1
定量スコアリング
70社全社の有報4指標をスプレッドシートに入力・スコア算出
2
上位30社に絞り込み
定量スコア上位30社を抽出
3
定性情報を上乗せ
中計の投資方針、M&A/用地ニュース、経営陣変更、IRの攻め姿勢
4
最終ターゲット確定
GW明けに優先順位を確定
5
紹介ルートで初回接点
既存取引先からの紹介を最優先チャネルに
6
面談で自然に知見を示す
分析レポートは見せず、会話の中で事業理解を示して信頼を得る

KPI(段階的設定)

期間 KPI
短期 6-9月 新規面談数(月◯件)
中期 10-3月 融資提案数
長期 融資実行件数・残高

タイムライン

4月中旬〜(今ここ)
テンプレート確定 → 5社で試行分析
4月下旬〜5月
残り63社の全社分析 / 品川・港区リスト作成
GW明け(5月中旬)
定量上位30社に定性分析 → 優先ターゲット確定
6月〜
初回アプローチ開始(紹介ルート)

今週の具体的アクション

1
テンプレート確定
スプレッドシートに4指標+金利の列を設計(下記の列設計案を参照)
2
5社で試行分析
テンプレートの実用性を検証。列の過不足をチェック
3
検証OK → 全社展開
残り63社を一気に分析
4
品川・港区リスト作成
1-3と並行で進行

スプレッドシート テンプレート列設計案

①38社(直接プライム上場)向け。既存スプレッドシートに以下の列を追加する提案。

A. 基本情報(既存列に追加)

列名内容
決算期3月期、12月期など
既存取引有/無
有報リンクEDINET直リンク

B. 指標1: 借入金明細(25点)

列名ソース / 算出方法
有利子負債残高有報 注記「借入金等明細」
取引銀行数同上から数える
メガ3行比率メガ3行借入額 / 総借入額
スコア①メガ比率低い=高得点

C. 指標2: レバレッジ(25点)

列名ソース / 算出方法
総資産BS
有利子負債/総資産自動計算
D/Eレシオ有利子負債/純資産
スコア②積極的(高い)ほど高得点
※過度は減点

D. 指標3: 財務活動CF(25点)

列名ソース / 算出方法
財務活動CFCF計算書
借入金増減額同上から抽出
前期比較増加/横ばい/減少
スコア③借入増加傾向=高得点

E. 指標4: 金利水準(25点)

列名ソース / 算出方法
平均借入金利支払利息 / 有利子負債平均残高
商工中金との差平均金利 - 商工中金想定金利
スコア④差がプラス(相手が高い)=高得点

F. 合計スコア

列名内容
合計スコアスコア①+②+③+④(100点満点)
ランクA(80+) / B(60-79) / C(40-59) / D(39以下)

G. 定性情報(上位30社のみ記入)

列名内容
中計の投資方針攻め/守り/変革期 など
直近ニュースM&A、用地取得、新規事業など
経営陣変更有/無(直近1年)
攻めの姿勢A(積極) / B(普通) / C(慎重)

H. アクション管理(ターゲット確定後)

列名内容
紹介元候補誰経由でアプローチするか
初回面談日日付
面談メモキーパーソン、反応など
ネクストアクション次回の予定・TODOなど
ステータス未着手/接触中/提案中/成約